友人の話が好評で嬉しい(と喜んでいいものなのか)です。
ただまぁ、残念な事に彼女とは現在音信不通なので俺が怖いモン苦手だった事もあってか
腕イソギンチャクを「序の口」と評する以上の怖い話は聞けなかったんスよorz
でもこれだけじゃあナンなんで、覚えてる話をとりあえず書いてみようかと思います。
まるで漫画とかゲームみたいだけど、カンペキ『実話』ですので。
夏の暑い日だった。暫く振りに会った彼女は夏休みの賜物か、綺麗な日焼け姿をしていた。
「父さんの田舎に行ってたんだよね。」
ぶらぶらとその辺を散歩しながら彼女は笑った。
「思わず童心に還っちゃった、っつーカンジ?」
防風林がそこかしこにある私達の街もどちらかと言えば田舎で、蝉の鳴き声がする防風林の中に入ると
彼女は私に語ってくれた。男のクセに怖がりの私でも聞ける、ちょっと優しい話を。
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