俺の体験した話し
高2の夏、今では珍しい蝉の鳴き声やひぐらしの鳴き声があの頃の夏は当たり前に聞こえてた
蝉の声なんてうるさいし、ただでさえ暑いのに余計に暑くなるような気さえしてくる
そんな糞暑い昼下がりに部活を終えた俺と友人はアイスを食いながら橋の下で涼んでいた、橋の下は日陰になっていて川も流れているので暑い時はよく友人と入り浸っていた
アイスを食い終えてからは部活の顧問や先輩への愚痴を言ったり、好きな奴の話し、などで時間を潰していた
その時、一匹の犬の姿が目に入った
捨て犬なんて珍しいなぁ〜って思って友人に声を掛けてみた
俺:おい、あそこに犬いるぞ多分捨てられちまったんだなぁ〜可愛いそうに…
友:あぁ!!どこにいんだよ!!
俺:あの森の近くだよ!!あーもう行っちまったじゃんかよ
友:なんだぁ??逃げ足の速い野郎だなぁ
俺:女かもしれないだろ
友:関係ねぇ〜しwwつか、もう涼しくなって来たし帰っぺ!!!!
俺:そ〜だな、んじゃ明日な!!!!
その日はそれで友人と別れて帰路についた
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