幽霊に一喝



今から5年程前の大学時代、俺は友人二人を連れて心霊スポット荒らしをしていた。いわゆる肝試しのようなものではなく、(もちろん普通の肝試しの要素も含んでいるが)曰くつきの場所に行っては飲めや歌えのどんちゃん騒ぎをやり、他のグループがいればドライアイスや挽肉などの小道具を使い、そいつらを脅かして反応を楽しむ、というものだった。(片付けはちゃんとしてたよ)女もおらず金もなく、あるのは時間と若さだけという俺達にとって、心霊スポット荒らしは絶好の暇つぶしだった。

しかし、そんなことをしていれば当然いくらか霊体験をする。今日は数あるエピソードの内の一つを書き込もうと思う。状況を明確に伝えるために、多少脚色された芝居がかった台詞や説明くさい台詞が出てくるが、基本的には全て現実に起こったことである。

大学二年の夏休み、俺達はS県にある「出る」という噂の廃屋で宴会をする計画を立てた。そこは、「住んでいた家族が一家心中した」とか「強盗に一家全員惨殺された」とか「狂った父親が家族全員を殺して食った」などという胡散臭い噂のある場所で、幽霊の目撃例もかなり多かった。

ど田舎で辺りは緑に囲まれており、騒ぎまくっても問題ないだろう。幽霊が見れたら万々歳だ。というのがそこに行くことを決めた理由だった。
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posted by オカルト・都市伝説 at 21:47 | 3人組シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陰影のない女



「一度霊体験をするとそれからしばらく霊体験をしやすくなる」

という話を聞いたことがあるだろうか?霊感が強くなるのか、霊とベクトルが合うようになるのか、はたまた霊を意識するようになるのか、理由はよくわからないが、とにかくそういうことはあるらしい。

これから書き込むのは、数年前、当時大学生だった俺がのっぽのYと茶髪のAという二人の友人を引き連れて心霊スポット荒らし(心霊スポットでバカ騒ぎしたり、カップルおどかしたり)をしていたときに体験したいくつかのエピソードの内の一つで、俺達の最初の霊体験の話だ。

大学1年の後期、冬休みを目前に控え浮かれていた俺達は、週末にF県にある某神社にキャンプをしに行くことにした。(心霊スポット荒らしの一環)

その神社は

「女性が強姦されて殺された」
「いやいや、強姦されて世を儚んだ女性が首を吊ったのだ」

といった噂のある場所で、ようするに「出る」と言われる場所だった。
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posted by オカルト・都市伝説 at 21:49 | 3人組シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

T祭り



O県N市・・・まぁ俺の地元なのだが、ここにはいわくつきの祭りというものがある。

Y川下流域の河原で毎年夏の終わりに行われているT祭りというもので、元々は、大昔にY川が干上がった際に人柱にされた二人の兄妹への鎮魂とためのお祭りだったそうだ。

「妹は妊娠していた」とか「兄妹は迫害されており、無理やり人柱にされた」といったような穏やかでない話がたくさんあるが、真偽のほどは定かではない。

ただ、あまり納得のいく形で人柱にされたわけではないことは確かなようで、その証拠に、兄妹の恨みか悲しみか、毎年お祭りの日には必ず雨が降ると言われている。事実、俺が知る限りでは毎年その日は雨が降っていたように思う。どんなに晴れていても、必ず通り雨などがあるのだ。

という話を数年前、俺が大学生だった当時、一緒に心霊スポット荒らし(心霊スポットでバカ騒ぎをしたり、カップルを冷やかしたり)をしていたのっぽのYと茶髪のAという友人二人に話したところ、

「是非行ってみたい」
「連れて行かないとお前の車ぶっ壊す」

と聞かない。

「高3まで毎年行ってたけど何も見たこと無いし、期待できないぞ」

と言ったのだが、

「大丈夫だって、最近なんか俺ら霊感強いみたいだし、きっとなんか出るよ」

と笑顔で返され、渋々ながらも久しぶりに地元の祭りに行くことになった。大学二年の夏である。
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posted by オカルト・都市伝説 at 21:52 | 3人組シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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