藤原君−藤原君シリーズ

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クラスメイトの藤原君はどうもおかしい。と気付いたのは、半年前くらいに、たまたま席替えで隣りの席になったときのことだった。

どのクラスにもひとりはいる、地味で無口でネクラっぽいのに何故か意外と友達が多い奴、ってのが藤原君なのだが、俺はあまり話したことはなかったし、隣り同士になっても微妙に気まずかった。だが藤原君は特に気まずそうな様子も見せず、ひたすら机に消しゴムをかけていた。

内心「何してんだろ」と思ったが、消しゴムが千切れるまで机を消している藤原君の真剣さに圧倒され、何も聞けなかった。

しばらくして授業が始まったが、俺は藤原君の行動が気になってチラチラ見ていた。藤原君は山盛りになった消しゴムのカスを机の四隅に均等に盛り始めた。ますます意味がわからない。

俺はついに小声で藤原くんに尋ねた。

「藤原君、何してんの」


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藤原君の嫉妬−藤原君シリーズ

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物怖じしない藤原君

クラスメイトの藤原君はかなりおかしい。そう気付いてから数週間が経った頃、俺の学校には学園祭が近付いていて、女子に命令されて衣装係になった俺と藤原君は学園祭の準備の為に居残りをし、せっせと針仕事を頑張っていた。

藤原君はブツブツ文句を言っていたが、やはり女子の命令には逆らえないらしく衣装を縫っている。そのうちにあたりは真っ暗になり、時計は夜9時を指していた。

「そろそろ帰ろうか」

衣装も大分出来上がり、時間も時間なので俺は藤原君に声を掛けた。だが藤原君はニタリと笑うと、

「キミはほんとに馬鹿だな」

と暴言を吐いた。ムッとして

「なにがだよ」

と言い返すと、藤原君は気味悪くニタニタ笑って

「折角夜の学校なんて御誂え向きな場所にいるのにさっさと帰るなんてバカバカしい。ホラ、行くよ」

と恐ろしいことを言い切り、俺の手を引っ張った。そこで嫌だと言えないのが俺の駄目なところで、引かれるまま俺は夜の学校の散策に出掛けた。


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藤原君、焦る−藤原君シリーズ

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藤原君はどう考えてもおかしい。そう気付いてから数ヶ月が過ぎたあるとき、俺は藤原君と藤原君の彼女のヒロミちゃんといっしょに、何故か心霊スポットに行くことになった。

その心霊スポットは名古屋のある小さな町の、名鉄病院の前にある小さなトンネルで、カナリやばいという噂がある。なんでもその病院に入院してた女の子が同室の患者に悪戯されて、ショックのあまりそのトンネルで自殺したんだそうな。そんでその子が死んだ場所には何故か赤いススキが生えているという。

目茶苦茶ありがちな怪談で、嘘か本当かなんてわからないしむしろ俺はタチの悪いただの噂だと思っていたが、赤いススキだの自殺した女の子だのは別としてそのトンネルでは実際に頻繁に事故が起きていた。こないだは確か中学生がはねられて死んでいる。それは紛れもない事実なのでやはり多少怖かったし、チキンな俺としてはできれば行きたくなかった。

しかしその噂を聞き付けた藤原君によって、俺はその噂のトンネルに行かなければならなくなった。断ればよいものを…と思われるだろうが、ヘタレな俺には断り切ることなどできなかったし、しかも今回は藤原君だけじゃなく藤原君の彼女のヒロミちゃんもいる。ここで断れば俺は明日学校いちの臆病者にされてしまうので、結局そのトンネルに行くハメになった。

かなり長い前置きになったが、その日の夜、取りあえず俺と藤原君とヒロミちゃんはトンネルに向かった。

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