おいらです。
>>32の犬が喰われた話について、当時犯人が誰ということまでは突き詰められなかったと聞いています。
じいちゃんにもいろいろあって、そういった結論に凝り固まっていた部分も多分にあるでしょう。明治生まれの、もうこの世にはいない老人の話と思って、許してつかぁさい。
で、今度はいろいろあったウチのばあちゃんの最期について。
自分にとっては生々しい話しですが…宜しければ。
今回は、スレの趣旨にあっていればいいんですが。
ゴメンね、ばあちゃん。
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なぜか、親戚の死に絡んで、不思議な目によく逢う。
最初は、高校学園祭の準備をしているときだった。
クラス対抗の行灯行列用に、角材の骨組みにカナヅチを振るっていると、グラウンドの木立の影に、誰か立ってこちらを見ているのに気づいた。
顔はよく見えなかったが、一瞬でばあちゃんだと解った。
「ああ、ばあちゃんか」と思って釘の頭を叩いたとき、はっとした。
こんなところに一人で来れる筈がない。ばあちゃんは、入院しているのに…
すぐにその木立の方を振り返ったが、そこには誰も居なかった。
ふた月ほど前、休日の昼間、ばあちゃんが自宅の台所で倒れているのを、遊びに来ていたおいらが最初に見つけて救急を呼んだ。動かさない方がいいと漫画で読んで知っていた。症例にも心当たりがあった。
案の定、クモ膜下出血だった。(手塚先生ありがとう)
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